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Gemini SDKとは

  Gemini SDK(Google Gemini SDK)は、Google が開発したマルチモーダルLLM(大規模言語モデル)である Gemini へのアクセスを簡単に行うためのソフトウェア開発キットです。主に以下の目的で利用されます。 1. インストールと基本的なセットアップ Pythonの場合 pip install google-generativeai import google . generativeai as genai # APIキー設定 genai . configure ( api_key = "YOUR_API_KEY" ) model = "gemini-1.5-flash" response = genai . generate_text ( model = model , prompt = "こんにちは、Gemini SDKについて簡単に紹介してください。" ) print ( response . text ) JavaScript/Node.jsの場合 npm install @google/generative-ai import { GoogleGenerativeAI } from '@google/generative-ai' ; const genAI = new GoogleGenerativeAI ( process . env . GOOGLE_API_KEY ) ; const model = genAI . getGenerativeModel ( { model : 'gemini-1.5-flash' } ) ; const result = await model . generateContent ( 'Gemini SDKはどんな機能がありますか?' ) ; console . log ( result . response . text ( ) ) ; 2. 主要機能 機能 詳細 例 テキスト生成 言語モデルにプロンプトを渡し、応答生成。 model.generateContent("会議の...

OpenAI SDKとは?

OpenAI SDK(Software Development Kit)は、OpenAIのAPIを使いやすくするためのライブラリです。以下に主要なポイントと最新情報を整理しました。

1. SDKの目的

  • APIリクエストを簡略化し、認証・リトライ・レートリミット管理を内蔵。
  • 主要言語(Python、Node.js、Java、Go、.NET)に公式に対応。

2. 主な機能

  • クライアント設定:APIキー、エンドポイント、タイムアウト、プロキシ設定をオブジェクト化。
  • 非同期処理:async/await(Python 3.7+)やPromise(Node.js)で並列実行。
  • ストリーミング:チャット・テキスト生成・画像生成でリアルタイムデータ取得。
  • 入力バリデーション:モデル指定、パラメータバリデーションが自動。
  • プロファイリング:呼び出し回数・応答時間・成功率を簡単に取得。

3. 最新バージョン(2025年10月時点)

  • Python 0.27.0:gpt-4o-mini へのネイティブサポート。
  • Node.js 0.13.0:新しいデバッグログレベル「TRACE」が追加。
  • Java 1.0.0:Kotlinサポート、Spark連携拡張。
  • Go 0.9.0:非同期ストリーミングが簡易化。
  • すべてのSDKでClientクラスにwith_retryメソッドが追加され、リトライ戦略を柔軟に設定可能。

4. 便利な使い方例(Python)

from openai import OpenAI
client = OpenAI(api_key="YOUR_API_KEY")  # チャット完了
response = client.chat.completions.create(
     model="gpt-4o-mini",
     messages=[
         {"role": "system", "content": "You are a helpful assistant."},
         {"role": "user", "content": "Explain the OpenAI SDK."}
     ],
     temperature=0.7, ) 
print(response.choices[0].message.content) 

5. 学習リソース

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オープンウェイトモデルと、Gemini cliなどの使い分けについて

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